AIウォッチ / 連載
同じ技術スタックを、層ではなく「取捨」で読み直す連載。賢さの裏に、いつも同じ数組の取引が立っている。
前の連載では、土台から上へ、部品を一つずつ読んできました。算力、本体、運び方、覚え方、束ね方、守り方、測り方、現場での取り回し。下から順に見ていくと、見晴らしはよくなります。
前回、取引を軸に読み直すと宣言しました。部品を並べるのではなく、何を許し、何を諦め、どこで払うかを見る、と書きました。
九つの取引を、見終えた。別々の層の、別々の話に見えた。だが、どれも、同じ一つの形をしていた。最後に、その形を取り出して、この連載を閉じる。
前回、入口を広く取れ、と言いました。
前回は、数を粗くして軽くする話をしました。細かさを少し諦める代わりに、持つ数を減らす取引です。
前回までは、一つの場所で、軽く速くする取引でした。
前回、大勢で鍛えるとき、足並みを揃えるために、互いを待つ、という話をしました。
前回まで、速さ・軽さ・量という、目に見える得の取引を見ました。
前回まで、一つのモデルの中の取引を見ました。ここからは、そのモデルに、仕事をまるごと任せる側へ移ります。
前回まで、軽さ、速さ、鍛え方、任せ方の取引を見てきました。
前回まで、一つ一つの取引を見ました。最後の一組は、それらを組み合わせて、長い段取りを作るときに、立ち上がります。